参考書や予備校のサイトを利用して大学入試問題を勉強している人の中で「解説を読んでも理解できない」と思ったことはありませんか?
YouTubeなどに解説動画がありますが「通信環境がない」とか「動画を見るのはめんどう」思う人も多いでしょう。
この記事では読むだけで動画よりもわかりやすくどの参考書よりも細かく解説をしていきます。
2024大阪公立大大問3(文)
問題
数学Aの確率の問題。
ケース1とケース2で条件が変わる。
前半部分が後半部分の誘導になっていることに気付けば取り組みやすい。
解説
問1の解説
1枚ずつ取り出し元に戻さない試行においては「並べる」という考え方が普通だが、ここでは「選ぶ」と考えたほうが求めやすい。
問2の解説
Aの合計点が大きくなることを数え上げるより、Bの合計点が大きくなることを数えたほうが求めやすい。
その後、余事象の求め方を忘れずに。
問3の解説
ケース2では操作が複雑になるので、0を引くときで場合分けして求めよう。
全部書き出してみると問1が誘導になっていることに気付ける。
問4の解説
この問題は問2と問3が誘導になっている。
特に問3が求まれば問題なく完答でいるだろう。
終わりに
問題文が長く、一見複雑そうな試行に見えるが、一つ一つ丁寧に数え上げていけば問題ない。
確率の問題は数え漏らさず、重複せず書き出すことが問題解決の重要な要素だ。
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