参考書や予備校のサイトを利用して大学入試問題を勉強している人の中で「解説を読んでも理解できない」と思ったことはありませんか？
YouTubeなどに解説動画がありますが「通信環境がない」とか「動画を見るのはめんどう」思う人も多いでしょう。
この記事では読むだけで動画よりもわかりやすくどの参考書よりも細かく解説をしていきます。
2022大阪公立大大問２（理系）
問題
とりこ
確率の問題ね
とりでん
でも数列っぽい問題にも見えるよ
この問題で大事なことは次の２つ
- ｎ回の試行問題はｎに分かりやすい数字を入れて問題を把握しよう。
- Σ 計算の問題は項を並べて数列の規則を見つけよう
解説
とりこ
確率っぽい問題に見えたけど内容は数列ね。
とりでん
確率と数列の融合問題では「確率漸化式」が有名だけどこの問題は違うかな。
(1) の解説
ｎ回の試行問題は具体的な数字を入れて問題を把握することが大事だよ。ここではｎ＝５の場合を考えてみるね。
(2) の解説
とりこ
(2) は (1) で求めた答えを使ってΣ計算したらいいね
とりでん
でもｋ＝２には注意が必要だよ。
Σ 計算は確実に答えたい問題なので計算用紙に並べて考えるといいよ。
(3) の解説
とりこ
この問題は対数の分野でよく見るわ。
とりでん
そうだねｎ次の不等式に多いね。でも常用対数の値が与えられてないね。
「log102＝0.3010 ，log103＝0.4771を用いてよい」とあったら対数の問題だね。この問題では使えないけど一応解説するね。
(4) の解説
とりこ
(4) も (1) で求めた答えを使ったΣ 計算ね。これも並べるの？
とりでん
もちろんこれも並べよう！
終わりに
(1) の答えを使って(2)以降の問題を答えていく数学にありがちな流れの問題だね。
(1) を間違えると全滅してしまうので計算ミスをしないよう慎重になる必要があるね。
どの問題も教科書の基本レベルなので落ち着いて取り組めば得点源になる問題と言えるね。
入試で最も大事なことは確実に取れる問題をミスしないことだよ。
コメント