参考書や予備校のサイトを利用して大学入試問題を勉強している人の中で「解説を読んでも理解できない」と思ったことはありませんか?
YouTubeなどに解説動画がありますが「通信環境がない」とか「動画を見るのはめんどう」思う人も多いでしょう。
この記事では読むだけで動画よりもわかりやすくどの参考書よりも細かく解説をしていきます。
2022北海道大大問5(理系)
問題
![問題の写真](https://toridenblog.com/wp-content/uploads/2023/02/r5-1.png)
複素数平面で表される図形の問題。
(1) , (2) は複素数の問題として扱うよりもxy平面の方程式に変形して考えた方がよい。
(3) は「ド・モルガンの定理」を使う問題だが難易度はそんなに高くない。
解説
(1) の解説
別解の方の解き方を推奨するが、これは教科書にも載っている問題なので練習のためにも複素数そのままで解く解き方も紹介する。
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(1) の別解
(2) の問題のことも考えるとこの別解の解き方の方がいいかも。
実数X,Yを用いて複素数平面から離れることによって問題を考えやすくする方法だ。
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(2) の解説
2つの図形の共有点を求める問題。
(1) の別解の実数 X,Y を使って円と直線の交点を考える問題に置き換えよう。
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(3) の解説
(2) が誘導となっているので計算ミスをしていないかを確認してから進める必要がある。
使う公式は「ド・モアブルの定理」で、計算も複雑ではなく条件もわかりやすいので完答を目指したい。
まずはド・モアブルの定理の確認から
![解説のイラスト](https://toridenblog.com/wp-content/uploads/2023/02/5d53d64d3d35f399157f01ee7854ad72.jpg)
![解説の写真](https://toridenblog.com/wp-content/uploads/2023/02/r5-5.png)
終わりに
他の大問と比較し、難易度はやや易しめ。
最初にこの問題に取り組んでいる受験生は有利に解答できたはずだ。
北大に限らず、大問が進むにつれて難易度が上がるわけではなく、難易の見極めさえしていれば完答できる問題が後半にもまぎれている場合も多い。
試験開始後は一度すべての問題に目を通してから解く順番を決める練習をしておこう。
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