【2024】令和6年度大学入学共通テスト数学1A大問3をとことんわかりやすく動画を使わずに解説します

2024共通テスト数学1A大問3 数学1A

参考書や予備校のサイトを利用して大学入試問題を勉強している人の中で「解説を読んでも理解できない」と思ったことはありませんか?

YouTubeなどに解説動画がありますが「通信環境がない」とか「動画を見るのはめんどう」思う人も多いでしょう。

この記事では読むだけで動画よりもわかりやすくどの参考書よりも細かく解説をしていきます。

2024令和6年度大学入学共通テスト数学1A大問3

例年通り大問3は場合の数・確率の分野から出題された。

全体的に丁寧に誘導されており、昨年度の問題より易化したと思われる

2年連続で条件付き確率の出題はなかった。

(1) 問題

難易度☆

2,3,4回の試行で2種類のカードA,Bの取り出し方を考える。

この後の(2),(3)の方針を考えるための誘導となっている

問題の写真

(1) 解説

この問題の数え方は様々な方法がある。

問題の趣旨としては起こり得る状態を書き並べることを誘導しているが、解説にあるように「重複順列」を用いるのもいいと思う。

とにかく場合の数では数え上げ方を複数の方法でできるようになっておきたい。

解説の写真

(2) 問題

難易度☆

(1)よりカードが1枚増え、試行回数も3,4,5回と1回ずつ増えている。

これも誘導が丁寧なためしっかりと読み込んで考えれば問題はない

問題の写真

(2) 解説

問題文の中にあるように(1)を振り返ることにより(2)を求めることになる。

数学特有の前半の答えが間違っていると後半も全滅してしまうので特に前半を慎重に解いてほしい。

解説の写真

(3) 問題

難易度☆☆

さすがに最後は4枚のカードを6回の試行を行うので複雑だ。

ここまでの誘導がなくこの問題に取り組むのはかなり難易度が高いだろう

私大や国立の記述を受験するものにとっては誘導なしで答えまでたどり着いてほしい。

問題の写真

(3) 解説

これも(1) , (2) の誘導にしっかり乗っていこう。

問題文が長くて複雑に見えるが誘導が丁寧なためこれも取り組みやすい

近年の共通テストの特徴でもある。

解説の写真

終わりに

今年の場合の数もかなり丁寧に誘導されている。

昨年度の問題はそれでも少し取り組みにくい部分もあったが、今年のはしっかり誘導に乗って求めていけば完答が目指せる。

次年度からスタートするの新課程共通テストがこの形式かは不明だが、練習用の問題としてはちょうどよいのではないだろうか。

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