【2023】北海道大学入試問題数学大問１(文系）をとことんわかりやすく動画を使わずに解説します

参考書や予備校のサイトを利用して大学入試問題を勉強している人の中で「解説を読んでも理解できない」と思ったことはありませんか？

YouTubeなどに解説動画がありますが「通信環境がない」とか「動画を見るのはめんどう」思う人も多いでしょう。

この記事では読むだけで動画よりもわかりやすくどの参考書よりも細かく解説をしていきます。

2023北海道大大問１（文系）

問題

数学Ⅱの恒等式の問題。

ひねった問題ではないが、証明に慣れは必要。

解説

(1) の解説

恒等式に数値を代入し、証明を行う。

簡単に条件式は求まるが、証明問題なのでできるだけ丁寧に記述しよう。

(2) の解説

命題を以下の解説のように書き換えることができれば、(1) と同様に恒等式に数値を代入すればよい。

(3) の解説

恒等式の問題でよくあるのが、次数を求めさせるものである。

この問題では次数が２とあらかじめわかっているので、P(x)を文字で表し、恒等式の係数を比較してやればよい。

終わりに

難易度的には教科書の例題レベル。

ただし、証明問題の解答づくりに慣れていない受験生は説明不足の解答になってしまうのでしっかり要点を抑えて記述してほしい。

難易度が低くても、実際の正答率は７割くらい（あくまでもサイト主の予想）なので、こういう問題を取りこぼさないことが難問奇問を解けるようになるよりも合格に近づく要因となる。